Arturo Ragozini (ARTRAG)氏が、開発中のturbo R用3Dレイキャストエンジンの最新版を公開しました。以前の紹介記事でその凄さに衝撃を受けた方も、さらに驚くことでしょう。最新版ではスプライト解像度の向上とマウスへの対応が計られ、いっそう最適化されました。その感覚はまさにバリバリのFPS。もしかして、MSX版「ウルフェンシュタイン3D」や「Doom」が実現する日が来るのか? この衝撃的な動画に、期待はいやが上にも高まります。
程度の大小はさておき、このエンジン開発に協力したいという方は、グーグルコードのこちらからARTRAG氏が書いたソースコードが閲覧可能です。さらに3Dレイキャスティングの掲示板トピックでは、開発の進行に関する多くの情報をご覧いただけます。
お手持ちのturbo Rで走らせてみたくてたまらないという方に朗報です。プレイアブルデモを収めたディスクイメージファイルも配布中です。エミュレーターユーザーの方々には、目下、全てのグラフィックが正常に表示されるopenMSXかblueMSXベータ最新版のご使用を推奨いたします。